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フィリピンでの投資ブームが隣国を圧倒

ブルームバーグ 2017年11月29日 日本時間6am


経済の物的資産が前年で10%以上急増 ドゥテルテ大統領が2018年に消費をこれまでで最も大幅に増やす予定 政府や企業が消費を増加していることからフィリピンでの資本投資が他の東南アジア諸国を追い抜いています。 今年最初の9ヶ月でフィリピンの純物的資産は前年に比べ10.4%伸びました。統計局のデータによると、それはマレーシアの6.9%上昇、インドネシアの5.8%増加に匹敵するものでした。




見通しに楽観的なことには理由があります。フィリピン政府は10月に消費を28%も大幅に上げました。それは2018年に計画されている記録的な財政をもとに、ほぼ1年で最も大きな消費でした。企業もまた加担しています。メトロ・パシフィック・インベストメンツは、2022年の道路、水道、電気インフラ整備事業が行われる間1兆6千億ドルを投資する予定です。一方アヤラ・ランドは来年これまでで最も大きい20億ドルもの設備投資をと加速しています。

ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、大掛かりな1800億ドルのインフラ計画でフィリピン諸島をつなぐ鉄道と幹線道路網を整備しています。世界で著名な業績を上げる人々が一緒になり6%を越える6年目の成長期へ向け、投資の活性化は経済のもう一つの原動力になっているのです。

追い上げ 数十年間の隣国との遅れを経て、フィリピンは追い上げを見せています。純物的資産 - あるいは総固定資産形成 - の成長は2016年までの5年で平均すると14.4%でした。世界銀行によると、それは東南アジアで最速の、マレーシアのほぼ2倍の速度での成長でした。

ドゥテルテ大統領は、2022年の任期が終わるまでにフィリピンを高中所得国に変えたがっています。彼の見通しの基盤には、「Build、Build、Build (作って、作って、作る)」と呼ばれる計画があります。その計画には、首都初となる地下鉄や南方へ延びる653キロの鉄道が含まれます。


#フィリピン #経済成長 #インフラ投資


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